片付けをしていて、こう感じたことはないでしょうか?
・部屋をキレイにすると気持ちが楽になる気がする
・家の中が汚いとなんだか気持ちがイライラしてどんよりする
・忙しくても部屋をキレイにしようと思えるときと、面倒に思う時がある
今回の記事は最近よく言われる「部屋の乱れは、心の乱れ」についてです。
部屋が乱れると、心が乱れる?
「部屋の乱れは、心の乱れ」という言葉を聞いたことはないでしょうか?
部屋と心は密接に関係していると言われています。
部屋を整えると心はどう整うのか、その方法と3つのメリットについて今回は書きたいと思います。
散らかった部屋とは
ネットで調べものをしていて気づいたら複数ページを同時に開いていた経験はないですか?
これは部屋にも同じことが起きていて、散らかった部屋は「やりかけの行動」が集まって発生しています。
(遅刻しそうだったから食器をテーブルに置いたままにした、疲れて帰宅して上着を床に置いたままにした等)
食べたら洗う、脱いだら掛けるという行為が完了していたら、部屋が散らかることはありませんよね。
部屋と心をリセットする
部屋の中で途中になっていた行為をまずは完了させます。
先ほどの例で言えば朝置きっぱなしにした食器はキッチンへ、床に置いたままにした上着はクローゼットに戻します。
タグを切って置きっぱなしにしていたハサミ、不要なチラシやDM等も元の場所へ戻したり処分します。
途中だった行為を終わらせることで、心もだんだんと整い始めてきます。
こうしてリセットすることは、3つのメリットがあります。
「やり残し」から解放される
「帰ったら食器洗わなきゃ」
「あのハサミを元の場所に戻さなきゃ」
と、何かやりかけの作業があるまま生活を続けるのは、思ったより自分への負担が大きかったりします。
毎日壊れた掃除機の前を通る度に「粗大ゴミ回収の申込みしなきゃ!」と思いながら生活するのは、なかなか辛いですよね。
部屋を整えることはこうしたしがらみから自分を解放することにも繋がります。
モノの圧迫感から解放される
割れ窓理論というのを聞いたことありますか?
割れた窓ガラスを1枚放置すると、次第に街全体が荒れてゆくというものです。
1度不要なモノを置いてしまうと、次第にそこへモノが溜まっていくことに違和感を覚えなくなってきます。
モノが放つエネルギーは目に見えませんが、たった1本のペットボトルでも、複数集まると存在感を放ちます。
部屋を整えることでそうしたエネルギーから自分を解放することができます。
部屋と心の風通しが良くなる
部屋から物理的にモノが減ると、必然的に空気の通りも良くなります。
そしてそれが実感できると、心にも変化が生まれます。
「部屋を片付けると気持ちがスッキリする」のは体を動かしていることに加え、部屋のリセットをやりきった充実感を味わうからだと私は思います。
自分が動いた分だけ部屋が整うので、自己肯定感も高まりますよね!
さいごに
割れ窓の理論は、マイナスの印象が強いですが、例えば飲食店のトイレで見かける貼り紙の様に、キレイな状態を保ち続けるために利用することも可能です。
(キレイな場所を汚くすることに抵抗を感じる心理を活用します)
生活をしている限り、部屋が乱れる可能性は常にあります。
部屋をリセットするタイミングを決めるだけでも、部屋を整える効果があるので、検討してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!